AreaCast

超低遅延のリアルタイム音声・映像配信を、地下ホールやライブイベントで。
あなたのスマートフォンが、新たなインスタレーション体験の入り口です。

AreaCastとは?

AreaCastは、最大265名規模の観客がスマートフォンを使い、WebRTCを通じてリアルタイムで音声(および将来的には映像)を受信できるプラットフォームです。演奏者のMIDI信号を即座にサーバーへ取り込み、生成された音声をOpusコーデックでエンコードし、極限まで低遅延化して配信します。

AreaCast概要図
  • リアルタイム音声配信

    WebRTCを活用した超低遅延の音声配信システム

  • スマートフォン対応

    観客のスマートフォンがそのまま受信機に

  • スケーラブルな設計

    最大265名規模の観客に同時配信可能

特長

AreaCastが提供する革新的な機能

超低遅延配信

Opusエンコードによって10ms未満の理想的なエンドツーエンド遅延を目指します。

マルチレイヤ配信

一つ一つのクライアントに異なる音源を配信することができます。

拡張性の高い設計

映像配信にも柔軟に対応できるアーキテクチャを採用しています。

セキュリティ

DTLS/SRTPを利用した暗号化によって、音声・映像データを安全に配信します。

システム構成

AreaCastは以下のコンポーネントによって構成されています

シグナリング・制御サーバー

WebSocket/HTTP(S)での接続管理や通知音の制御を担当。

SFU(Selective Forwarding Unit)

演奏者からの音声ストリームを一括受信し、各端末へ効率的に中継。

アクセスポイント

観客スマートフォンが接続するWi-Fi/WebRTCゲートウェイ。

クライアント(観客スマートフォン)

ブラウザ経由でWebRTCストリームを再生。マルチレイヤ配信にも対応。

使い方・導入事例

ライブ会場などでLAN環境を構築し、演奏者PC・サーバー・観客スマートフォンを同一ネットワーク下に接続します。演奏者はMIDIコントローラーを操作し、観客はスマートフォンのブラウザからAreaCastページにアクセスするだけ。

コンサートやパフォーマンスアート、インスタレーション作品などで重宝されており、新しい音響体験を可能にします。

コンサート会場

観客全員に均一な音質で音楽を届け、インタラクティブな演出を実現

インスタレーション

美術館や展示会での没入型音響体験を提供

パフォーマンスアート

観客参加型の新しい表現方法を可能に

教育現場

音楽教室やワークショップでの新しい学習体験

セキュリティと免責事項

セキュリティ

すべての配信はWebRTCの標準暗号化(DTLS/SRTP)によって守られます。ブラウザのユーザーエージェントなど最低限の端末情報を収集しますが、個人を特定する情報は一切収集しません。

免責事項

サービス利用にあたり、利用規約やプライバシーポリシーへの同意が必要です。ネットワーク攻撃などのリスクを理解した上で、自己責任でご利用ください。